1983年にソウル・弘大近くの望遠洞、城山洞、上岩洞の界隈で育った著者が、産業化などによって変わりゆく街の景色を淡々とした筆致で綴っている。その淡々とした中にもノスタルジーや街の新しい可能性が感じられるエッセイ。文庫本サイズ。