朝鮮時代の大衆文化のアイコンだった民画について、テーマ別にその特色を語る「チョン・ビョンモ教授の民画を読むシリーズ」の第一弾。一般読者が理解しやすいよう、文字図、カササギと虎、雲龍図など、現代人に人気のあるテーマが中心となっている。韓国の博物館だけでなく、日本をはじめ海外の博物館に所蔵されている民画や個人がコレクションした民画を例に、宮廷絵画とは異なる、名もない庶民画家が描いた民画のおおらかな魅力や、民画に込められた人々の祈りについて分かりやすく解説している。