|송재찬(ソン・ジェチャン)文、이종미(イ・ジョンミ)絵|국민서관 刊|2004-11-30|32ページ|


昔話のなかでも特に有名なお話で、絵本が何種類も出ています。


虎(ホランイ)が、山で人間のお母さんを食べ、そのお母さんに変装して、帰りを待つ子どもたちの元に現れるというお話。

子どもだけでホランイと対決することになった幼い兄妹は天に助けられて、最後には太陽と月になります。

ホランイがお母さんに言う「もちをひとつくれたら、喰わないでやるぞ(떡 하나 주면 안 잡아먹지)」、そして兄妹が天に向かって助けを求める「わたしたちを助けてくださるなら新しい丈夫な綱をおろしてください。見捨てられるのであれば腐った綱をおろしてください(저희를 구해주시려면 새 동아줄을 내려주시고, 그렇지 않으면 썩은 동아줄을 내려주세요)」はとても有名なセリフで、現代のお話でもこの部分がパロディとして登場したり、韓国のドラマやバラエティ番組で使われたりもします。

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책은 "옛날옛날에~"로 시작하는 이야기체 대신, "오누이만 남겨 두고 엄마는 일을 하러 갑니다."라고 시작한다. 이야기가 노래하듯 반복되어 엄마와 아이가 스스로 상상해 볼 수 있다. 배경과 세부 묘사를 없애고 호랑이를 주인공으로 다루었으며, 원래의 분위기 대신 밝고 경쾌한 이야기를 만날 수 있다.