大河小説『土地』で知られる韓国を代表する作家、朴景利(パク・キョンニ)の作品。

家が悲劇的な運命に巻き込まれ、没落していく過程を描いた代表作。
人生の悲喜劇から視野を広げ、社会との関わり、時代に翻弄される人間の性[さが]――善くも悪くもある根源的な人間性――を描くことで、普遍的な文学の領域に踏み入ったのである。