|チャン・ウンジン 著,須見春奈 訳|クオン 刊|2023年4月10日|104ページ|



秋のような瞳の君と 君のために翻訳するルーマニアの小説
それが僕の世界だった


第6回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」受賞作を書籍化

ルーマニア文学を専攻し教授になる夢を持っていた僕。
兵役を終えキャンパスに向かうと、教室には群れる輪からあぶれたような、周りとは異なる空気に包まれた彼女がいた。

この年の秋、僕は特別な恋に出会ったのだった。

孤立、疎外といったテーマの作品を多く手掛けているチャン・ウンジン初の邦訳作品を原文と共に収録


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【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】
翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を、日本語と韓国語の2言語で紹介するシリーズ。