|茨木のり子 編集・翻訳|亜紀書房 刊|2022年10月22日|212ページ|



「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」

詩的世界の多様さ、現実に根ざしつつ生み出された作品の面白さは、時代を超え、今もなお心に響く。
豊潤で余韻に満ちた茨木のり子の名訳で贈る珠玉の詞華集。


【解説】若松英輔さん、斎藤真理子さん

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隣国の多彩な現代詩人十二人の、発想豊かな六十二篇を、日本を代表する詩人・茨木のり子が編み、翻訳した。

刊行から三十余年。
韓国文学の真髄ともいえる簡潔で奥行き深い言葉できざまれた詩的世界は、時代を超えて心に鮮烈に響く。