|ハ・ジウン 著,カン・バンファ 訳|ハーパーコリンズ・ジャパン 刊|2022年6月29日|528ページ|



すべての音楽家の故郷であり聖地であるエダン。
この平和な都市のはずれで惨たらしい殺人が起きた。
その中心にいたのは孤高の天才バイオリニスト、アナトーゼ・バイエル。
そして、数多の音楽家を魅了し、その命を奪ってきた罪深きバイオリン〈黎明(れいめい)〉。
稀代の音楽家と伝説の名器、そして、導かれた者しかたどり着けない『氷の木の森』。
数奇な運命がもたらすのは世にも美しい旋律か、残酷な死の呪いか――
世代を超えて愛される韓国ファンタジーの名作!