|金順姫 著|平凡社 刊|2017年10月16日|208ページ|



「党中央の核心」と位置づけられ、集団指導体制から「一強体制」へと政権基盤を固める習近平。

人権や言論を制限しながら進む権力集中の足元で何が起きているのか。漢族との溝が深まる少数民族のウイグル族、
「信仰の自由」を傷つけられるキリスト教徒、同性愛者やフェミニスト……。

数々の現場を踏んだ朝日新聞前上海支局長が知られざる大国の姿を描く渾身のルポ。