|ペク・セヒ 著,山口ミル 訳|光文社 刊|2020年12月23日|216ページ|


自分で自分を傷つけ、憐れみ、そんな自分に依存する……。
生きづらさのループから抜け出すためたどり着いた心のありかたとは。繊細な心を描き、各国で話題のエッセイ、その後の話。

「憂鬱症を完全に克服する方法を探している人にとって、この本はそれほどよいテキストとはいえないかもしれない。

でも一人の人間の心の傷をさらすことで、誰かが気づかなかった自身の闇を見つめることになれば、それで十分だと思う。」――「はじめに」より