|이희재(イ・ヒジェ)著|교양인(教養人)刊|2021.11|302ページ|

「翻訳バイブル」 12年ぶりに出た二番目のガイド。

翻訳者や編集者には「翻訳バイブル」と呼ばれる『翻訳の誕生』の著者イ・ヒジェの12年ぶりの後続作。前作が原文を英語と日本語に慣れていない自然な韓国語に訳す方法があったとすれば『翻訳の冒険』は「理解しやすく」訳す方法について語っている。
著者が語る「理解しやすい」文とは、文章に含まれた意味がすぐには伝わらない曖昧な部分で読者が読むのを止めたり再び意味を探ろうと「逆走行」しないようにする文のこと。本書では明瞭で簡潔な韓国語の文章を作るのに緊要な原則を7つのテーマに分けて一目瞭然に指摘している。

◆ジヨン店長より◆
「翻訳のバイブル」とも呼ばれている『翻訳の誕生』のイ・ヒジェによる12年ぶりの続編。『翻訳の誕生』と同様、本書にも翻訳や韓国語に興味のある人なら知っておくべき文章に関する洞察や考え方が盛り込まれている。著者が特に強調している韓国語の原則は「低い敷居」。敷居の低い文章とは、読みづらくない文章、自然で滑らかに読める文章のことで、そんな文章を書くために訳者が力を入れるべきことが詳しく説明されている。

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