|보선(ボソン)著|위즈덤하우스(ウィズダムハウス)刊|2021.9|140ページ|

『適度にさみしく、適度に静かな、寂しい恐竜漫画』
地球に最後に残った恐竜はどんな気分だったのだろう?ものすごく寂しかったのだろうか、はたまた恐竜以外の存在と適度な距離を保って生きたのだろうか?もしかすると私たちはあまりにも近すぎることでさみしかったのかもしれない。一人でいる術を学べなかったから。

『나의 비거니즘 만화(わたしのヴィーガニズム・マンガ)』で自分とは異なる存在を尊重する方法を描いた作家ボソンが、今作では心の隅にあるさみしさを小さくて可愛い恐竜で表現した。他者とあまりにも繋がりすぎているこの時代、一人で過ごす時間が人生をより良くしてくれる。適度にさみしく、適度に静かな時間の大切さと喜びを伝えるイラストエッセイ。