|김호연(キム・ホヨン)著|나무옆의자刊|2021.4|268ページ|

デビュー作『망원동 브라더스(望遠洞ブラザーズ)』やスリラー小説『파우스터(Fauster)』で人気を得た作家キム・ホヨンの長編小説。本作の舞台はコンビニ。ソウル駅でホームレス生活をしていた男性はある日、70代の女性の財布を拾ってあげた縁で、女性が経営するコンビニで夜間のアルバイトをすることになる。熊のような体格に、アルコール性認知症で過去の記憶が曖昧なうえ、話し方も不器用な男性だが、彼がやってきたコンビニには新しい風が吹き始める。
厳しい時代に生きる人々の暮らしの喜怒哀楽を温かく、そしてユーモラスに描いた作品。

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