|이선미(イ・ソンミ)著|글로연刊|2020.12|46ページ|

ランプをこするとジーニーが現れ、願いを三ついってごらんと言われた子ども。勉強ができるようにしてほしいと一つ目の願いをいうと、1番の成績をとったのはほかでもないお母さん。お金をもっと稼ぎたいと願うと、今度はお父さんが新しい車を買うことに。子どもの本当の願いではなかったのだ。
「君の本当の願いを言ってごらん」と、ジーニーは自分のことをちゃんと知ってこそ、本当に願っていることがわかるとアドバイスする。好きな花、色、音楽、そしてきらいなものをもっと考えてみて、と……。そんなことを考えたことがなかった子どもは、自分のことを知る時間を作るために、三つ目のお願いは1年後に言うことにする。

本当の自分に耳をすませる方法を、カラフルで愉快な絵本が教えてくれる。