これまで世間の人々が関心を持たなかった女性独立運動家に注目し、歴史の中に埋もれている足跡を探し求める詩人がいる。

李潤玉(イ・ユノク)は女性独立運動家の生涯を謳った『西間島に野の花は咲く』全10巻シリーズや、『女性独立運動家300人、人物事典』などの本を執筆し続けてきた。今年8月には新たに、『人物で見る女性独立運動史』を刊行した。

本書では、1910年代から40年代までの女性独立運動の変遷を年代別に整理し、職業や身分別にどんな活動が行われたか、また中国やロシア、アメリカなど海外での独立運動についても整理し、まとめた1冊となっている。