自らがヴィーガンである著者が描く、ヴィーガニズムに関する優しく愉快なガイドブック。
主人公のアメリ―は、「非」人間である動物の苦しみから目をそらせず、ヴィーガンになると決める。「ヴィーガニズム」とは、単に肉・魚・乳製品を食べないというだけではないある種の「生き方」であり、ヴィーガンとはその生き方を目指す人なのだ。ヴィーガニズムという価値観の紹介にあたってこのマンガは、自分とは違う存在への尊重、動物を客体化・対象化しない態度、肉食の不便な真実、非人道的な動物の搾取などについて語る。また、ヴィーガン志向な生き方を日常や食べ物などの身近な話を通じて紹介する。