|이소영(イ·ソヨン)著|글로연 刊|2020.06|46ページ|

春が過ぎると当然と訪れる夏、その夏の猛暑は人々の足を重くさせる。しかし、夏の熱気に和らいだ意識の反面、むしろゆったりとした雰囲気の息吹が感じられるのではないだろうか。著者は暑さに疲れかけていた瞬間、目線を変えて夏を見つめ直すように導く。すると夏の暑さは前を向いて走っていた私たちに「少し休め」という意味としてとらわれ、休む影を作るために夏の木が生い茂っていたことが分かるようになる。