|최경식(チェ・ギョンシク)著|만만한책방 刊|2021.5|36ページ|

森の中へと入り込んだ女の子が、ウサギにたずねます。「わたしのお父さん見なかった?」
お父さんの特徴をきかれた女の子は、おやつばっかり食べて、自分のまでとっちゃうんだと話します。「それならよく知ってるよ」そういうウサギと一緒に女の子は森の中を歩いていきます。
ところが出てきたのはどんぐりばかり食べているリスでした。「ちがうちがう、お父さんじゃない。お父さんは暇さえあれば寝てばっかりなの」と女の子はさらに話します。すると今度はリスが「はやく言ってよ。それならよく知ってる」とまた森の中へと連れていきます。
さてさて、女の子はどうぶつたちと一緒にお父さんを見つけられるのでしょうか?

女の子がお布団の中でくりひろげる人形あそびと、お父さんとの愛情たっぷりのやりとりが、著者のどこまでも広がる想像力で描かれます。