|김훈(キム・フン、金薫)著 | 문학동네 刊 | 2019.3|468ページ|

今でも原稿用紙に鉛筆で文章をかく韓国を代表する作家、金薫。本書を出すまでにたまった200字の原稿用紙は1156枚にのぼるという。
ソウル郊外の一山(イルサン)新都市に住んで20年の著者が、街の大きな湖公園ですれ違った人々や風景に思いを巡らせながら書いた日常や、ジョン・レノン、セウォル号事件に関する話まで、じっくりと考えながら読みたくなる散文が詰まった一冊。