|서경식(ソ・キョンシク)著|최재혁(チェ・ジェヒョク)訳|반비 刊|2019.8|

著者は『日本リベラル派の頽落』や『越境画廊―私の朝鮮美術巡礼』などの著作でもおなじみの徐京植さん。文芸雑誌『릿터』に連載したエッセイ。ルーベンスからフランス・ハルス、ベンジャミン・ブリテン、ヘンリー・パーセル、バージニア・ウルフなどの作品を鑑賞し、奴隷制や大西洋三角貿易、植民支配と家父長制、清教徒革命と宗教戦争、第一、二次世界大戦に至るまでの歴史を、在日朝鮮人というディアスポラ(追放された、散らされた者)の観点から再解釈する。