2016年から2018年までインターネットに連載されたものに、40カットを追加して書籍化。
住民の大多数が老人であるさびれた町、ムンアン洞。そこで写真館を営んでいたパク氏が孤独死し、数日後に発見される。町内にショックが広がる中、責任を感じた大家のバン氏の呼びかけで、顔なじみの住人どうし、毎朝決められた時間に電話をかけて互いの安否を確認する「連絡網」が作られる。
電話連絡のほかにも、SNSに互いの写真をアップして生存を知らせるなど、孤独死を防ぐための取り組みが始まる。