|주영하(チュ・ヨンハ)著|휴머니스트|2019.7|352ページ|

『한국인은 왜 이렇게 먹을까?(韓国人はなぜこのように食べるのか)』『백년식사:대한제국 서양식 만찬부터 K-푸드까지(百年の食事――西洋式晩餐からK-Foodまで)』などの著者、チュ・ヨンハさんが、今作では朝鮮時代の美食家たちが残した食にまつわる文章に注目する。
美食家、朝鮮時代の言葉でいう「지미자(知味者)」15人が書き残した文章を、関連する文化史とともに紹介。高麗末期の文臣・李穡(イ・セク)のソジュ、朝鮮王朝21代王・英祖(ヨンジョ)のコチュジャン、学者・李徳懋(イ・ドンム)のふぐスープなどが登場する。著者は「一人の食にまつわる経験には、その人の人生はもちろん、その人が生きた時代の様子や歴史が詰まっている」と話す。