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著者インタビュー動画
・インタビュー記事「世の中の公式を痛快に打ち破る」
・インタビュー記事
「登場人物たちは「どこかに所属して働いている」姿がしっくりくる」

・インタビュー記事
「作家チャン・リュジン「私にとって小説は『私が私であるため』の手段の一つです」

・イベントレポ クオン読書クラブ


決して安寧ではない現実に向き合いながらも、本書に描かれる人々の目線や行動はどこか軽やかだ。日々の労働、生活、誰かとの関わりを静かに、生々しく、辛辣にユーモラスに優しく描くチャン・リュジンと出会えて幸福に思う。
小山田浩子(小説家)


表題作「仕事の喜びと哀しみ」がチャンビ新人小説賞を受賞し、ネットに公開されるとたちまち読者の共感をよび40万ビューを記録。
2020年11月には韓国KBSでドラマ化もされています。
本書にはこのほか、ミレニアル世代の著者が同世代の人々を主人公に描いた、8篇を収録。
2020年「書店員が選ぶ今年の本」小説部門に輝いた話題の短編集を、新たな文学シリーズ「K-BOOK PASS」からお届けします。

大型新人の話題作に、作家たちから次々と賞賛の声!
チョン・イヒョン 
「喜びと哀しみのあいだにある幾重もの名もなき感情が、世界の硬い表面にぶつかってぐらりと微妙に揺れる一瞬一瞬を、作家チャン・リュジンは素早く繊細に捉えてみせた」
ピョン・ヘヨン
「チャン・リュジンが捉えた物語は まさに今、私たちの時代の物語だ」
パク・サンヨン
「小説の最後のページをめくったとき、私の心の中に冷たくも甘い痕跡が刻まれたことに気づいた。そんなことをやってのける小説はめったにない」

著者 チャン・リュジン
1986 年生まれ。延世大学にて社会学を専攻。
2018 年に本書の表題作「仕事の喜びと哀しみ」で創批新人小説賞を受賞し、デビュー。
本書『仕事の喜びと哀しみ』は2020年の「書店員が選ぶ今年の本」小説部門に選ばれた。
このほか、2020年に第11回若い作家賞、第7回沈薫文学大賞を受賞。


訳者 牧野美加
1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。
第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。
訳書にカン・ヒョンギョン『バニトレ! バベバニの奇跡の10日間ダイエット』(PHPエディターズ・グループ)、共訳書にチェ・ウニョン『ショウコの微笑』、ソ・ミョンスク『オルレ 道をつなぐ』(以上クオン)。


K-BOOK PASS
K-BOOK PASSは“時差のない本の旅” を提案するシリーズです。
この一冊から小説、詩、エッセイなど、さまざまなK-BOOKの世界を気軽にお楽しみください。