*本書は先行販売した電子版をもとに地図などの新規内容を加えた、紙版の書籍です。

「大邱が新型コロナウイルスの攻撃を全身で食い止めた経験は、
未来を準備するのに役立てられなければならない」

――あとがきより

新型コロナウイルスの猛威に襲われた韓国、大邱。
感染拡大を食い止めるため、地元はもとより韓国各地から医療従事者たちが集まった。
その彼らが、生々しい現場の様子や患者たちの横顔、使命感と恐怖の狭間で揺れる思い、予想される第2 波に向けての提言などを率直に綴った一冊。

【目次】
まえがき――新型コロナウイルス感染確認からの経緯
第1部 新型コロナウイルスから学んだこと
第2部 大邱の医療現場から
第3部 新型コロナウイルス断想

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【編者プロフィール】
李載泰 (イ・ジェテ)
医学博士。慶北大学医学部核医学科教授。
韓国核医学会会長、韓国国家科学技術審議会専門委員、大邱慶北先端医療産業振興財団理事長などを歴任。
2020年の新型コロナウイルスの感染拡大期には、大邱第1、第2生活治療センターのセンター長を務めた。
これまでに、米国核医学学会誌優秀論文賞をはじめ様々な学術賞を受賞している