|심재천 著|한겨레출판|2019.4|280ページ|

2011年、第3回中央長編文学賞を受賞した作家シム・ジェチョンの長編小説。 清凉里の裏通りでギャングとして生きていた男が、運命の岐路とも言える選択で、180度違う人生を生きることになる物語。 端的に言えば、ギャングが大学生になる話、とも。

猫も杓子もTOEICの点数に命をかける不憫な現実をコミカルに描いたデビュー作『私のTOEIC満点手記』で賞賛を浴びたシム・ジェチョン。

”出生の秘密×アクション×コメディ×ロマンス×ノワール×逆転×最高のエンターテインメント×小説!”とのキャッチコピーを掲げて登場した『ジェントルマン』は、ギャングから大学生になる”男の選択”を通し、今自分がここにいるのはなぜか?普通の人生とは?と、根源的な質問を投げかけてくる。