似ているようで似ていない 似ていないようで似ている
東アジア三カ国の伝統インテリア装飾
その中に込められた美を探る


■CONTENTS
第1章 東アジア住居文化の理解
第2章 中国文化の結晶――四合院
第3章 抑制と観照の緊張美ーー書院造
第4章 空(くう)と疎通のヒューマンスケールーー班家韓屋
第5章 三カ国の伝統インテリア装飾の特性と比較

【著者紹介】
パク・ソンヒ(朴善姫)

延世大学卒業、理学博士。専攻は韓国住居史。
全北大学教授、韓国住居学会会長、昭和女子大学客員教授、ブリティッシュコロンビア大学客員教授などを歴任し、現在は文化財庁文化財委員を務めている。
著書に『韓国の住居と暮らし』(共著)、『インテリアカラーコーディネーションの理解』などがある。

【訳者紹介】
吉川凪(よしかわ なぎ)

仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学を専攻。文学博士。
著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ──高漢容と仲間たち』、訳書としてチョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』(集英社刊)、朴景利『完全版 土地』(クオン)などがある。
キム・ヨンハ著『殺人者の記憶法』(クオン)で第四回日本翻訳大賞受賞。