5・18記念財団が、2016年に着手してつくり上げた一般人と大学生のための教養書。

5・18民主化抗争当時、光州市民たちは、命がけで不当な権力と闘い、韓国社会の大きな疑問を投げかけた。本書の著者たちは、その疑問が何であり、韓国社会にどんな影響を与えたのか、5・18が今、私たちに投げかけている真実は何なのかを語っている。

5・18が韓国の民主主義の発展の原動力となり、その精神が人権と平和という人類の普遍的価値に昇華、発展しているが、肝心の被害者たちが味わっている苦痛は、なぜ少しも変わらないのかについても暴かれている。