2007年に詩人としてデビューしたイ・ドンウク待望の小説家デビュー作。大切なものをうしなった後も人生は続く。老いた殺し屋は自分の残酷さや孤独をありのままに受け入れながら、絶望を新たな感覚に変えて生きる。絶望や喪失を楽しみに替えながら向き合う方法を斬新なメタフォーで描く。