巧みな話し方やユーモアで注目を浴びてきた小説家、キム·ジョングァン(金鍾光)の長編歴史小説。 朝鮮後期の通信使集大成と評価される癸未通信士(1763~64)が朝鮮を離れて日本に行ってくる全過程を描いたことで、朝鮮通信使の全貌を多角度に、生々しく再現している作品である。